【レシピ】ビストロの味 じゃがいものグラタン “ドフィノワ”

じゃがいものグラタン『ドフィノワ』。フランス南東部にある、ドフィネ地方の郷土料理です。

作り方はさまざま。チーズを入れたものから「じゃがいも、牛乳、生クリーム」だけのシンプルなものまで。

今回は、ビストロで働いていた時に大好きだった、たっぷりとパン粉をまぶして香ばしく作った レシピ です。

香ばしく、濃厚でシンプル。ストレートにおいしい『じゃがいものグラタン』をぜひ味わってください。

かえる

今回は、じゃがいものグラタン『ドフィノワ』の作り方をご紹介します！

　管理者：かえる

料理歴19年目現役フレンチシェフ。浅草フレンチのリエーブルからフランス料理の世界に入り、リゾートホテル、横浜ナチュラルフレンチ、都内ミシュラン星付きレストラン、銀座ビストロなどで研鑽し、32歳で結婚式場の料理長に。料理、製菓、製パンなどなんでも作ります。各種SNS、ラジオ、YouTubeなどで料理について発信。

じゃがいものグラタン “ドフィノワ” レシピ

材料

・じゃがいも大きめ　　1個（メークイン）
・ニンニク　　　　　　1/2片
・無塩バター　　　　　30g
・牛乳　　　　　　　 200g
・生クリーム　　　　 150g
・パン粉　　　　　　 たっぷり
・ナツメグ　　　　　　適量
・塩　　　　　　　　　適量

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今回は３種のじゃがいもで作るので、小さめのものを各1個ずつ使っていきます！

下準備

1.じゃがいもを洗って、5mm厚さにスライスする。
※メークインの場合は皮をむきます。

ニンニクは皮をむいておく。

かえる

今回は無農薬の皮までおいしいじゃがいも（キタアカリ、アンデスレッド、こがね丸）を使っているので、皮ごと使います！

作り方

1.フライパンを中火で熱し分量のバターを入れる。軽く溶けたらスライスしたじゃがいもを入れて炒める。

2.じゃがいもが少し透明になるまで炒める。

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火が強すぎると、透明になる前に色がついたり、焦げたりするので気をつけましょう。

3.フライパンに分量の牛乳、生クリームを入れて強火で沸かす。フライパンで作業しながら、同時にオーブンを200〜220℃に温めておきましょう。

生クリームはなんでも大丈夫ですが、おすすめは35％乳脂肪分の生クリーム。濃厚においしく仕上がります。

4.沸騰したら弱火にし、すりおろしたニンニクを入れてさらにコトコト煮ていく。

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ニンニクチューブでも代用可能です！もしくはニンニクのみじん切りでもOK。でも一番香りが良いのは生のすりおろし！

5.じゃがいもに串がスッと通るようになったら火を止めます。

6.フライパンからじゃがいもだけ取り出して、スキレットや耐熱皿などにきれいに並べていきます。

7.フライパンのソースを軽く煮詰めたら、ナツメグ、塩を入れて味を整える。スキレット（または耐熱皿）にソースを流す。

軽くとろみがつくまで煮詰めると良い感じになります！

8.上にパン粉をたっぷりとかけて、200〜220℃のオーブンに入れ約8〜10分間焼いていきます。

9.こんがりと焼き色がついたら完成！

コメント

簡単ですが、最高においしい“ドフィノワ”の レシピ です。

本当においしいものは、余分なものを削ぎ落としたシンプルな料理になるのかもしれませんね。

できたての熱々でお召し上がりください！気分はビストロです！

あ、ちなみに子供たちにも大人気で、「また食べたい！」と言われました。

ぜひお試しあれ。

それでは、今日も料理で幸せな時間をお過ごしください。

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