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料理にこそDAOとNFTが必要だと思うこと。

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料理にこそDAOとNFTが必要だと思うこと。

「DAO」と「NFT」

最近、テレビやネットニュースでちらほら聞くようになったワードじゃありませんか?

一見、料理とは関係ないワードに見えますが、これからの料理人、料理家、飲食業界にとって必要なことだと感じたので、

今回は、料理とDAOとNFTをテーマにお話ししていこうかと思います。

「すこし難しそうな話になりそう…。」

「自分には関係ないかな…。」

と、思っている、料理にたずさわるすべての人に考えていただきたい問題です。

個が生き残るための戦略DAONFTを絡めて解説していくので、

飲食業界以外の方でも、知らなければ時代においていかれる知識(インフラ)だと思っています。

すこしでも、自分の活動を見直したい、良くしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 管理者:かえる

料理歴20年目現役フレンチシェフ。浅草フレンチのリエーブルからフランス料理の世界に入り、リゾートホテル、都内、横浜ナチュラルフレンチ、ミシュラン星付きレストラン、銀座ビストロなどで研鑽し、32歳で結婚式場の料理長に。料理、製菓、製パンなどなんでも作ります。各種SNS、ラジオ、YouTubeなどで料理について発信。

二極化する飲食業界

さて、今回のテーマを考えていきたい理由の一つが「飲食業界の二極化」です。

簡単に言うと、

  • 広げるのか
  • 狭くするのか

という二つの道です。

もう少し深堀りすると、

  • 広げる→ある程度美味しく、それなりのクオリティがあり、なおかつ安い大手のファーストフード店なのか、
  • 狭く→あくまで自分なりの軸を持った体験にフォーカスしたお店(主に個人店)なのか。

価格競争では当然、多店舗展開している大手には勝てません。

それに、最近のファーストフードはかなりレベルが高い。

となると、個人店のどういうところに価値を見出せるのかがポイントとなっているわけです。

答えを言うと、『体験』にこそ価値があると思っています。

例えば、

・あのお店のあの人に会いたい

・このお店でしか味わえない料理

・提供の仕方が他と違う(体験としておもしろい)

・空間に魅力を感じる

など、他にもありますが、これらは「個」で出せる一種の味わいだったりします。

ですが、「個」だけではどうにもならないのがマーケティングなど、【知ってもらう】ことです。

そこで必要なのがコミュニティの形成。

今は、オンラインサロンなどクローズドなコミュニティが増えてきていますが、中でも注目しているのが『DAO』(自律分散型組織)で、そこに必要なのが『NFT』(替えの効かないデジタルデータ)です。

かえる
DAOとNFTについてはのちの、見出し4で説明していきます!

その事業はサステナブルなのか

また難しい横文字を使ってすみません。

【サステナブル=持続可能性】

といったところでしょうか。

つまり、ずっと長く続けられるシステムになっているのか?ということです。

持続可能な事業に必要なものは、

・【】労働時間

・【カネ】資金繰り

・【モチベーション】人生における事業の位置付け(個人的な満足感)

・【パートナー】農家や漁師などの事業パートナーに適切なお金を落とせるか

などが挙げられるかと思います。

さて、値上げの影響であったり何か起こった時、この中でまず初めにモロに打撃を受けるのがパートナー。

食材を作ったり、獲ったりする農家さんだったりするわけです。

食糧不足、水不足、原材料値上げの影響は、今まで以上にキツくなってくるのは容易に想像がつくところ。

そこで問題になってくるところは、「農家さんに十分なお金を落とせるのか」が問題になってきます。(安く買い叩くとかではなく)

ここが結構重要で、食糧難に向かう世界なのに「作り手が減る」ということだけは避けていきたいですね。

ただし、今の飲食店のビジネスモデルでは、じきに限界をむかえるお店が少なくないだろうというのも現状です。

そう遠くない未来、労働として「時間」を切り売りするだけでは、増やせる資金の限界がくるモデルになっているわけです。

考えるべきはビジネスモデルの見直し

個人的には、飲食店のビジネスモデルを根本的に考え直す時期に入っていると思います。

具体的には、マネタイズポイントを「ふやす」か「ずらす」こと。

ふやす」のは、単純に収益化できるものを増やしていくことですね。

テレビに出る、本を出す、YouTubeチャンネル、blogアフェリエイト、オンラインサロン…等々。

ずらす」ことは、賛否両論あるかもですが、

料理をフロントエンド(集客)として使う方法です。

原価はむしろしっかりとかけて(農家さん達にしっかりとお金を払い)、クオリティが高くストーリー性の強い、メッセージのあるものを作る。

そこから共感を得てはじめて機能する仕組み作りを。と考えています。

バックエンドが、「プロセス」であったり、「コミュニティ」になっていく感じです。

以前、キンコン西野さんの「売れるプロセスを作り上げる」という話に共感した部分ですが、

それがBlogであったり、YouTubeであったり。ただ流すだけではなく、「売れるプロセスに練り上げる」ということ。

ドラゴンボールの鳥山明先生が絵を描いている動画があったらお金を払ってでも見たい人はいるはず。

ただし、超一般人の僕らが同じことをやっても価値がないので、価値あるように「魅せる」プロセスの創造(ある意味捏造)が大事になってくるわけです。

そしてそれを加速させるコミュニティがDAOの存在です。

DAOとNFTがカギ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

今後、料理界のキーポイントとなる「DAO」(ダオ)と「NFT」(エヌエフティー)について簡単に説明していきます。

DAOってなに?

【Decentralized Autonomous Organization】の略。

最初にちょっと書きましたが、直訳すると「自律分散型組織」となります。

ちょっと意味が分かりづらいですよね。

今回の場合、「個が生き残るために必要なコミュニティ」といった感じです。

株式会社とよく比較されることが多く、

例えば、株式会社の中心には社長がいますよね。

大事な決定や、あたらしい事業などの決定権は中央(社長)にあるわけです。

一方、DAOでは権力が中央に集中せず、それぞれに決定権、発言権、投票権などがあり、

みんなでコミュニティの方向性を決めたり、お金の使い方を決めたり、それぞれが自分で考えて新しいプロジェクトを始めたり。

個々が自発的に動いて、コミュニティを成長させていくような組織を「DAO」と定義しています。

かえる
DAOについて、もっと詳しく知りたい方はイケハヤさんの記事がおすすめです。

【徹底解説】DAOってなんだお?〜課題と未来

そして次の項で説明していくのがNFT。

DAO内で主に投票権や決定権を持つ場合、何かしらの参加券みたいなものが必要になってきます。

そこでDAOの参加券としてよく使われているものが「NFT」

替えの効かないデジタルデータです。

コミュニティ参加券的な感じで使われていたりします。

もちろんNFTを使っていないところもありますが、

割と、コミュニティのシンボルというか、ワンピースでいう、腕に巻いた布のような役割も感じます。

やはり持っていると仲間意識が生まれるもので、そういう面では村や商店街に似た部分があるかもですね。

そうそう、ちょっと脱線しますが、商店街といえば「組合」がありますよね。

あれも昔からある、一種のDAOに近い集まりだったりします。

NFTとは?

引用:https://www.ninja-dao.com/cnp

Non-Fungible Token

非代替性トークン。つまり、替えの効かないデジタルデータのことです。

これもすこし分かりにくいのでちょっと説明すると、

替えが効くデジタルデータは、ビットコインやイーサなのど暗号資産。

この世に一つしかない証明書付きのデータがNFT。(これは替えが効きません)

NFTがなぜ料理と関係あるのか?という話ですが、

さっきのDAOでいえば、参加権として使ったり、

それ以外にもオンラインサロンやクローズドコミュニティ、料理プラットホームなどの参加権としても機能しますね。

料理レシピプラットホームのNFTプロジェクトなんかも始まってきています。

アメリカのあるお店では、特別な予約券として売りに出したり。

持っていると、その店の特別ディナーを予約できる権利を得ることができる。なんて使い方もありました。

NFTの使い方はまだまだこれから広がっていくことでしょう。

NFTが生み出すあたらしい価値とマネタイズポイントがあると言うことを頭の片隅に置いてください。

かえる
NFTについてもっとくわしく知りたい方はこの記事がおすすめです。

【要約】初心者向けNFTの入門書【イケハヤ著】

【料理人でもわかるNFT】NFTってなに? 

自分になにができるのか?考える→やってみる

さて、ざっと「DAO」と「NFT」について説明してきましたが、

大事なのは今回話してきた内容を自分ごととしてとらえることです。

僕は料理人なので、今の自分の活動に当てはめて考えていますが、

そうでない方も今の自分の活動と照らし合わせて考えてみることが重要なんです。

とにかく色々なアイデアを考えてみましょう。

予約券、キャラクタービジネス、オンラインサロン参加権とか。

ちなみに、メタバースが普及してきたら仮想空間での料理教室もできるでしょう。

ゲームをして稼ぐ「play to earn」や、STEPNの歩いて稼ぐ「move to earn」だったり、

料理をして稼ぐ(メタバース内で)「cook to earn」ができてもおかしくありません。

今はまだVR技術がそこまで追いついていませんが、きっと広まる日が来ます。

目の前でリアルな体験と学びの場が出来て、

また、それによってリアルでの体験価値が上がっていくとも思っています。

今のままで良い。そう思っている人もちょっとだけ耳を傾けてみてください。

誰のために料理を作っていますか?

誰に届けたい料理ですか?

どんな価値を届けたいですか?

より多くの人を喜ばせたくありませんか?

それには最先端の技術、テクノロジーを学んで、やってみることも大切です。

まず、飛び込んでみることが大切

最初から難しいことをやれとは言いません。

まずはNFTを買ってみてください。

数百円から買えるものも中にはあります。

「とりあえず買ってみる」経験、体験が大事なんです。

そして、NFTを買ったらDAOに、コミュニティに入ってみてください。

あたらしい情報をたくさん取り込んでください。

今、世界に広がっているワクワクするようなテクノロジーに飛び込んでみてください。

ちなみに、僕はCNP(クリプトニンジャパートナーズ)というNFTを買いました。

Twitterのアイコンに使えるようなキャラのNFTです。

元々300円くらいで売りだされていたものを5万円くらいになってから買いました。

もっと早く買おうと思ってたんですけどね…これも勉強です。

そしてクリプトニンジャのDAOに入ってみました。

引用:NinjaDAO|CRYPTONINJA

すごいです!今まで知らなかったような、たくさんの情報や知識や今現在進められているプロジェクトが見れるんです。

自分の中の世界を変える、すごい価値があります。

でも、こんな風に文字で書いても、見なきゃ分かりません。

変わりません。

やってみることです。

非難せず、馬鹿にせず、まず飛び込んでみてください。

体験価値を与える仕事だからこそ、自分も体験する大切さを感じてもらえたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ちなみにNFTを買うのはちょっと難しいです。

僕はイケハヤさんのメルマガを見ながらNFTを購入したので、ここに貼っておきます。

ただ、あまり簡単!と言うわけでもないので、本当にこれから現状を打破したい方だけチェックして見てください。

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